2010年2月14日日曜日

首振りiMac

前のブログでPowerBook G4をAppleを代表するデザインと紹介しましたが、Appleで最も画期的なデザインはiMac G4(Flat Panel)だと思います。まずはそのスタイルをCMでご覧下さい。


コンピュータ本体というのは本来邪魔なものです。HDDやCPU、ディスクドライブなど機能としては必要でも、場所を取らない方がいいし、もっと云えば机の上に無い方が良い。そんな既成概念を覆して、コンピュータ本体に「ディスプレイの支え」と云う機能を持たせたと云う点で、このiMacはインダストリアルデザイン史上画期的な製品です。
その点から云うと、現行iMacはコンピュータ本体を目立たないようにディスプレイの裏側に組込んだに過ぎず、1990年代にMacintosh互換機のアキア「MicroBook」を液晶ディスプレイの裏側に置いたのと大差ありません。首振りiMacの方が先進的と云えるのではないでしょうか。

このiMacは2002年1月発表され、うちでは2月5日発注しています。そして2003年に帰国が決まった直後に電源周りが壊れ、日本で修理しようとしたら「電源はUSと日本では仕様が違うので修理できない」と云われ、HDDのみ取り出してAppleに引き取ってもらいました。実質稼働期間は2年弱、我が家で最も短命なMacでした。

2 件のコメント:

おいら理事 さんのコメント...

これの17"1GHzがおいらの初マックです。2003年ごろに買い、2009.12まで現役で使ってました。ってことは、まだ2台しか買ってないのか、まだまだですね。

このCMとCompUSAの実機に一目ぼれしたのがそもそもの発端です。PCとは一線を画す美しいデザイン、今のiMacもいいけど、個人的にはこれが一番気に入ってます。

takeshi307 さんのコメント...

17インチですか。良いですね。
私は15インチでしたが、子どもがディスプレイをいじくり過ぎて、関節が直ぐに弱くなってしまいました。あのデザインでは、今の27インチを載せることは出来ないですね。
あの頃のMacに比べると、今のデザインはストイックと云うか凄いけど面白くないといった印象です。