そこで、両親が買ってくれたのが次の2台です。
「リトルニコン」と呼ばれたNikon EM。Nikkorの廉価版、Series-E 50mm F1.8後期型が付いていました。
質実剛健を旨とするNikonとしては珍しく、外観・使い心地はチープですが、随所にNikonらしい拘りもあり(例えば1/90秒メカニカル・シャッターがあったり)、かなりのヒット商品でした。
もう一つは「シンプルニコン」と呼ばれたNikomat FTN。1967年発売なので、僕と同い年です。当時稀代の名機Nikon FをフラッグシップとしていたNikonはその使い勝手を出来るだけ残して、簡素化・低価格化しました。それがNikomatです。レンズはNikkor-S Auto 50mm F1.4。Autoと云っても当然オートフォーカスではなく、絞り連動です。
どちらを多く使ったかというと、Nikon EMだったと思います。残念なことに、Nikomatのレンズにはカビがあり、微妙にムラが写り込んでしまうからでした。
Nikon FEのような愛着はありませんでしたが、この2機のお陰で写真部の活動を続けることが出来ました(書道部の方が本業になってしまうのですが)。今でも実家にあるのかなぁ...。
4 件のコメント:
どちらも ありますね〜。
帰国したら 主の手元に届けます。
それまでは預かっていますよ.母。
いや、うちカメラで一杯だから...。
今日 許可をもらったので 例のカメラ達を手放してきました。5000円でした。
今晩のおかずに変シーン 美味しいカメラでした。
ごちそうさま。 母
それは、僕も助かります。ありがとうございました。2台のカメラには本当にお世話になりました。
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