2009年11月2日月曜日

多宝塔碑

手元にある半紙サイズの手習いの最後です。顔真卿「多宝塔碑」。

これは細いなぁ、駄目ジャン!七紫三羊で思い切り書いているのですが、もう少し太めの羊毛を使いたかったところです。

顔真卿の字をブクブクのメタボのような線で臨書している人がいますが、その真骨頂は漲るばかりに充実した力強さです。多宝塔碑は、比較的若い頃の手と思われますが、その分顔真卿の良さが判りやすく、楷書を初めて習う人にお勧めの逸品です。

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