2007年7月29日日曜日

怒濤の11日間の果てに

本日昼にUSから帰ってきました。
出張でドイツに2日間、休暇でグリンデルワルドに4日間、また出張でUSに5日間、不断の11日間が終わりました。

US出張は2000年から2004年まで駐在してた場所なので、大変思い出深く、土曜日は夕方便の飛行機だったので午前中ゆっくりと買い物ができました。

グリンデルワルドの写真やUSのエピソードは、これから何回にもわけて紹介していきます。当分ネタに困りません。

写真はグリンデルワルドで宿泊したフィルストの近くのハイキングコースで撮った野菊です。

2007年7月25日水曜日

US

昨日グリンデルワルドの家族旅行から帰国しました。それで、今日からUS出張です。

さて、宿泊したフィルストという場所は標高2,000m超なので気圧が薄いです。ビールの泡も平地より勢い良くでます。放っておくと、いつの間にか泡が増えてグラスから溢れ出しそうに...。
高地に居ることを実感する一瞬でした。

2007年7月18日水曜日

目覚し時計

先日目覚し時計を探している話をしましたが、なかなか良いものを見つけました。

http://www.assiston.co.jp/?item=1031

Collection Starckのsmall visualです。フランスのデザイナーらしいです。近くに売っていないかな...。

今日から怒濤の10日間が始まります。健康診断、ドイツ出張、夏休みの家族旅行、アメリカ出張。
更新が滞るかもしれません、ゴメンナサイ。

2007年7月16日月曜日

Mr.バックル

ジャン・フランコ・フェレが亡くなりました。

私は大学生の頃服飾に少し興味を持ったことがあります。と云っても自分の洋服には余り頓着しませんでした(着飾っても格好良くなる訳でもないし...)。確か隔月刊だったMode et Modeを欠かさず買って、オートクチュールやプレタポルテコレクション、パリ・ミラノ・ニューヨークの最新流行を調べるのが好きでした。

丁度「ミラノの3G」が流行の最先端を走っていて、90年にフェレが金の指貫(デ・ドール)賞を受賞した頃です。

ミラノの3G(フェレ、アルマーニ、ヴェルサーチ)の中でも大学で建築学を専攻したというフェレのシンプルで構築的な服が一番好きでした。当時大きめのバックルを印象的に使っていたので「Mr.バックル」と呼ばれていたように覚えています。
彼のデザインはその時代を代表しかつ古くさくならない普遍性を持ったものでした。合掌。

2007年7月15日日曜日

Mr.ウォークマン

若干旧題になりますが、Mr. ウォークマンを呼ばれた黒木靖夫氏が逝去されました。
氏の最大の功績は、1979年に発表されたウォークマンの開発で中心的な役割を果たしたことです。iPodに繋がる携帯ミュージックプレーヤーの流れは彼の手によって作り出されました。

けれども私が敬意を払うのは、氏が「SONY」ロゴをデザインした方だということです。1957年アルファベット4文字を並べる今のようなロゴになった後、氏は完璧を求めて修正を繰り返し1973年にようやく現在のデザインを作り上げました。1981年に新ロゴを世界的に公募しましたが、結果は「今のロゴに勝るもの無し」。当時中学1年生だった私は、それを報告する新聞全面広告を見て「なるほど、シンプルで明快なデザインは力強いものなのだ」と感銘を受けたことを良く覚えています。

氏が愛したSONYがいつまでもロゴに負けない力強い会社であることを願います。合掌。

ちなみにSonyの語源は「Sound」や「Sonic」の語源となったラテン語の「Sonus」と、小さい・坊やと云う意味の「Sonny」を掛け合わせて造った言葉だそうです。

2007年7月13日金曜日

ドツボ

知り合いから「ドツボにハマる」の語源を聞きました。
ドツボは「土壺=野壷」から来ており、路肩にあった肥溜のことだと言うのです。土壺にはまると云うのは、もちろんそのまんまの行為で、子どもの頃肥溜にはまった友だちに「お前、ドツボにハマりおった!」と囃し立てたそうです。

一見説得力があるのですが、よく考えると「ツボにハマる」という言葉もありますよね。
ドツボとは「度壺=並外れた壺」という意味で、ドケチやド根性と同じ冠頭詞という説もあります。即ち「ものすごくツボにハマる」ということです。

実際に使う時には「度壺」を、ちょっと汚いですが話のネタには「土壺」を使ったらどうでしょうか。

2007年7月12日木曜日

猫まんま2

猫まんまと云うとどんなご飯を想像しますか?
Wikipediaによると、東日本では鰹節と醤油をまぶしたご飯、西日本では味噌汁とかけたご飯を云うそうです。私はどちらも好きです。
「人が食べないようなご飯、人が食べないような行儀の悪い食べ方のご飯」を指すこともあるので、その場合は味噌汁かけご飯の方が趣旨に近いでしょうか。

ちなみに猫間スキー場では、そのままズバリ「猫まんま」と云う食事があったそうですが、それは鰹節まぶしご飯だったそうです。

2007年7月11日水曜日

目覚まし時計

目覚まし時計が壊れました。免税店でマイルドセブンのおまけに付いてきたやつをずっと使ってきました。
現在、調子の悪い自分の時計と長男から借りた時計(これもマイルドセブンのおまけ)、それとiPodを使っています。どれかが動いて目を覚ますだろうという訳です。

(1)小さくて、(2)がっちりしたシンプルなデザインで、(3)スヌーズ機能は必須で、(4)タイマーがあって、(5)デジタルならバックライトがあって、(6)出来れば2つのアラームセットが付いてて、(7)世界時計があると便利で...。
こんなこと言っているとなかなか見つかりません。さて、寝坊して会社に遅刻なんてことになる前に買い直さなくちゃ。

2007年7月10日火曜日

年度末

遅くなりましたが、6月末で子供たちのインターナショナルスクールが年度末を迎えました。

特に長女は急激に変わった生活環境と英語の問題から進級を諦め、年長組でもう1年頑張ってきました。
結果として先生にも友だちにも恵まれ、スクールに行きたくないなんて一度も言わずに楽しそうに通って行きました。

私は結婚するまで転居した経験がなく(当然転校も)、自分の子どもがどれだけ大変な思いをしているか判りません。アメリカで生まれジュネーブで小学生になるというと、周りが羨む人生なのかもしれませんが小さい身体で頑張っているのだと思います。
9月から小学生、勉強の時間もずっと増えます。ガンバレ、慈ちゃん。

2007年7月9日月曜日

猫まんま

長女は割と小食で、よく食べきれずに残します。

先日も「おなか一杯...」と言ってご飯を少し残しました。もったいないから食べてしまおうとテーブルの上を見ると、みそ汁も残しています。他におかずがなかったのでお行儀悪いのを承知で猫まんまにすることにしました。

みそ汁をかける瞬間、色が変なことに気付きさらに甘酸っぱいにおいがしました。飯椀を見ると、それはオレンジジュースに浮かんだご飯...。
早々にみそ汁を飲み干した長女が、お椀を洗ってオレンジジュースを飲んでいたのでした。

ええ、食べずに捨てましたとも...。

写真はインターナショナルスクール年度末のパーティーを楽しむ次男です。

2007年7月8日日曜日

エコ電球

最近買った面白いものを紹介します。

本物の裸電球を使ったオイルランプです。ソケットとの接点部分をくりぬいてあります。当然立たないのでガラス製の筒に針金で吊るしてあります。
こちらではオイルランプやキャンドルランプがまだまだ一般的で、家庭用のものを沢山売っています。

電球をオイルランプにするなんて洒落が利いているなと思いました。

The perfect world of KAI

7月21日から「森のピアノ」というアニメ映画が公開されます。
ピアノの天才少年「海」を描いたマンガが原作で、私の大好きな作品です。

音楽マンガでは(特に天才少年なんかが主人公だと)、各読み手が思い思いの音楽を想像しているので、映像化されると「何か違う」という結果になることがあります。しかし本作で主人公「海」の演奏は、あのウラディミール・アシュケナージが録音したそうです。これは期待...。

ちなみに題名の「ピアノの森」を「Forest of the Piano」と訳していることがあります。実際主題歌の題名がそうなのですが、原作とおり「The perfect world of KAI」として欲しかった。原作を読んでもらうとその意味を判ってもらえると思います。大人のアニメです、是非。

http://www.piano-movie.jp/

2007年7月7日土曜日

Farber Castell Grip2011 Pencil

前回のシャープペンシルの話の続き。

写真が私が使っているFarber-Castellというドイツのメーカーのシャープペンシルで"Grip2011 pencil"という名前です。欧米ではシャープペンシルとは云わずにメカニカルペンシルとか単にペンシルと呼びます。

太めの三角軸にスベリ止めのドットがついており、とても良く手になじみます。キャップの中の消ゴムは捻ると伸びるロングタイプで、他のペンのようにすぐに無くなることはありません。

私はクッション機構(芯と一緒に伸び縮みし芯折れを防ぐ金具)が嫌いでした。金具が紙に引っかかる感じがあるのと金具自体を折ってしまうことがあったからです。Grip 2011のクッション機構はガッシリしていているのに滑らかで、気にせずに使うことが出来ます。

実は次男がサインペンで勉強しているのを見て、子ども用の使いやすいシャープペンシルを探していました。結局、私自身が一目ぼれしてしまい、2本買ってきてしまいました。子どもには2Bの柔らかい芯を使わせています。日本でも売っているようなので、是非試してみて下さい。

2007年7月5日木曜日

繰出し式鉛筆

家電メーカー シャープの創業者早川徳次氏がシャープペンシルの発明者というのは良く知られています。

間違いではないのですが、私は少し勘違いしていました。早川氏が発明したのは「金属製繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)」というものです。1915年に特許を取っています。
(1) その前からセルロイド製の繰出鉛筆等は存在しており、機構自体を発明して訳ではない。
(2) 繰出鉛筆とは軸を捻ると芯が出てくるタイプのペンで、現在普及しているノック式(ペンの頭を押して芯を出す)は1936年にモンブランから発表されたもの。
(3) 発明後の関東大震災(1923年)で家族・工場を失った早川氏はその権利を日本文房具に売却している。

私は今、Farber-Castellのシャープペンシルを使っています。持ちやすい三角軸のノック式で、0.7mmのしっかりした芯はとても良い書き心地です(今の芯を使いきったら2Bに替えたい)。

2007年7月3日火曜日

デジタル一眼レフの野望一時休眠

とうとう我慢できずにジュネーブのカメラ屋にデジタル一眼レフを見に行きました。

本体4,561フラン、単焦点レンズ496フラン...。ああ、足し算しなくてもとても手が出ないことは明らか。当面日本に帰国する予定もないので、待つしかないか。
と思ったら5D後継機種の噂がインターネットに。8月発売?んー、信憑性低いなぁ。まずハイスペックの上級機種を出してから「あの性能がこの価格で」とやるのがCanonの常套手段だよなあ。そうすると1DsMKIIIの後か...。
とりあえず様子見に入りました。

写真は次男が育てたサヤエンドウです。

2007年7月2日月曜日

138cm

長男は11歳にしては背が低い方なのですが、この2ヶ月間で5 cm伸びていました。道理で買ったばかりの服がツンツルテンなはずだ。

昨日は長男次男をゴルフの打ちっ放しに連れて行きました。3年前にUSで買ったクラブは、少し小さくなってしまったようです。
飛距離も伸びるかと期待したのですが、100 yard少し超えるくらいで以前と変わりませんでした。筋力を鍛えなくては...。

2007年7月1日日曜日

長女の机

以前長男次男の机と棚を買った話をしましたが、9月に小学1年生になる長女にも学習机があった方が良いという話になり、早速買ってきて組み立てました。

兄ちゃんたちは怒られながらも毎日片づけています。長女も片づけ上手になって欲しいなぁ。

まる子ちゃん

失敗するとかわいそうなので娘の髪を切るのは嫌だ、と云っていたら妻が切ってしまいました。暑いので思い切って短くしたそうです。

思ったよりずっと良い出来です。ちびまる子ちゃん風でしょうか。