2011年4月3日日曜日

トロイカ

今日「みんなの歌スペシャル 60年代」という番組を観ていたら、「トロイカ」をやっていました。
2番の歌詞にある「バイヤン」って何だろうと調べてみたら、もっと意外な事実が判明(ちなみにバイヤンはロシアンアコーディオン)。

実はこの曲は、金持ちに恋人を奪われた若い御者の悲しみを歌った哀切な歌なんだそうです。最初に訳詞を付けたハバロフスク地区の日本人捕虜による楽団「カチューシャ」が間違えて別な曲の歌詞を訳してしまったとか。

実際の歌詞は、
1. 走るトロイカひとつ 雪のヴォルガに沿い はやる馬の手綱取る 馭者の歌悲し はやる馬の手綱取る 馭者の歌悲し
2. 何を嘆く若者 たずねる年寄り 何故にお前は悲しむ 悩みはいずこ 何故にお前は悲しむ 悩みはいずこ
3. 去年のことだよおやじ 好きになったのは そこへ地主の奴めが 横槍を入れた そこへ地主の奴めが 横槍を入れた
4. クリスマスも近いに あの娘は嫁に行く 金につられて行くなら ろくな目にあえぬ 金につられて行くなら ろくな目にあえぬ
5. 鞭持つ手で涙を 馭者はおし隠し これでは世も末だと 悲しくつぶやく これでは世も末だと 悲しくつぶやく

以上、Wikipediaの情報でした。

写真は井の頭公園の桜、もう咲き始めているそうです。Sigma DP1で妻が撮影。

0 件のコメント: