2011年4月19日火曜日

汚れちまった心

昨晩「教科書にのせたい!」という番組を観ました。

チーターの母性愛として、子チーターとはぐれた母親が12時間以上も動かずに子どもを待つ姿が紹介されていました。チーターは走ることに特化して進化したために実は身体が弱く、大人になるまでの死亡率が95%なんだそうです。なので、子チーターが親元に戻ってこれたのは奇跡だと。

すごく感動的な映像だったのですが、それを観ながら「ああ、撮影スタッフが2匹の子チーターを隠したんだなぁ」とボーと思っている自分にビックリしました。なんて心が汚れてしまったんだ!

写真は近所の家の椿。ここら辺はまだ一戸建てが多いので庭に椿や梅、桜の木があるお宅があります。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

1 件のコメント:

ピロリ博士 さんのコメント...

中原中也の有名な詩の、後半部分です。

汚れちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れちまった悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れちまった悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる

大人になった証拠だよ。
from兄