小野道風の書風とは思えません。もう少し後の女性の手では無いでしょうか。しかし、変幻自在の連綿は随一で、「高野切第一種」「継色紙」と共に私が最も敬愛する仮名古典です。
平仮名は縦書きで最も美しく書ける形をしています。最近の横書きのノートやメモ、ましてや活字を見ると、文字は時代と共に変わっていくものと実感します。
Canon EOS5D MarkIIで撮影。
追)使っている半紙は、大学生の頃、友人の四国の実家に行った際に友人の祖母様にもらった年代物の手漉きです。いい感じに枯れていて、墨の載りと色の冴えがものすごく良いです。まだ数十枚残っています。
4 件のコメント:
伝行成の「針切」も好きだ。藍紙本の万葉集も、あれはいい。一緒に行った「書の至宝展」は、今思い出しても凄かったね。
コメント:麻布学園・書道部名誉部長
そうそう「針切」も良いね。でも至宝と云えるのは「高野切第一種」に極まるでしょうね。初めて全景を観た時の衝撃は未だに忘れません。
コメント:麻布学園・剣玉研究会名誉会長
ばあちゃんはだいぶ年をとったけど元気だよ。今年米寿の祝いをした。紙を大切に使ってくれてありがとう。ばあちゃんにも伝えておきます。丸住製紙
そうか、お元気なのか。もう10年はお会いしていないかな。何かの折りによろしくお伝え下さい。日本たばこ
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