2009年8月18日火曜日

ウィーンの美しさ2

私の部署には日本人の他に、カナダ人・ルーマニア人・スイス人・イギリス人・ジンバブエ人・フランス人・アメリカ人・ドイツ人、そしてオーストリア人などがいます。

驚いたことに、その誰もが「ウィーンは美しい」と云うのです。

パリやロンドンはもちろん魅力的な街です。行ったことありませんがローマは華麗でしょうし、プラハも大層美しい街だと聴きます。但し好き嫌いは当然あって「俺はパリは嫌いだ」と云う人もたくさんいます。

ところが、ウィーンに対する印象は大概すこぶる良いのです。
欧米人の美意識に訴えかける何かがウィーンの街にはあるのだと思います。ヨーロッパの美の基準と言ったら言い過ぎかもしれませんが、そう呼ぶに足る調和した美しさがある街並みでした。

写真は、ベートーヴェンが交響曲第6番「田園」を作曲した頃に好んで散歩したと云われる、「ベートーヴェンの散歩道」という場所です。「田園」を作曲した時にはベートーヴェンは既に聴力を失っていました。彼が何を考えこの道を歩いたか想像しながら歩く、とても興味深い場所でした。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

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