2009年8月19日水曜日

右手の法則

フレミングの右手の法則。多くの人が高校の理科の授業で学んだのではないでしょうか。

右手の中指と人差指と親指をたてて互いに直角の関係にしたとき、
中指:導体にかかる起電力の方向
人差指:磁界(磁場)の方向
親指:導体の動いた方向
の関係が成り立つ、と云うものです。

実はこれ、1831年にファラデーが発見した電磁誘導を判りやすく説明しただけ。1880年当時ロンドン大学で教鞭をとっていたフレミングが3つの方向の関係を覚えられない生徒のために考え出したそうです。

つまり「鳴くよ(794年)ウグイス平安京」みたいなものなのです。法則と呼んで良いのだろうか?

写真は、オーストリア帝国を支配したハプスブルク家が使用したグラス。王宮の銀食器コレクションのひとつです。Canon EOS5D MarkIIで説明。

0 件のコメント: