2007年9月28日金曜日

仏領ギニア

昨日何気なくユーロ札を見ていたら、EUに飛び地があることに気付きました。仏領ギニア。南アメリカにあります。
うーん、南アメリカでユーロが使えるところがあるとは思わなかった。

2007年9月27日木曜日

万年筆の日。

9月23日は「万年筆の日」だったそうです。

1809年の9月23日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許をとったことにちなんでのこと。
下にURLを紹介した「男の隠れ家online 魅惑のヴィンテージ万年筆」から引用させて頂きました。

私は今を遡ること15年前、婚約指輪のお返しに買ってもらったPakerのDuoforldという万年筆を持っています。1920年代にParkerの名声を確立した「ビッグレッド(実際にはオレンジ色)」の復刻版です。神田金ペン堂で購入したので、ペン先を日本人(日本語)向けに調整してあります。

生涯使い続ける逸品です...がなかなか使う機会がありません。

http://otokonokakurega.net/blog/standard/20/

2007年9月26日水曜日

禁断のケーキ

生シュークリームが好きです。
デパートで見かけた写真のケーキを思わず買ってきましたが失敗。中まで生クリームがびっしり入っていて、6分の1を食べただけで胸焼けしました。

2007年9月25日火曜日

Lavaux

ローザンヌを少し北に行くとCullyという小さな街があります。ここら一帯のLavauxという地区が、ユニセフの世界遺産に登録されることになりました。レマン湖と葡萄畑の景観が美しく、それと歴史的建築物が保持されていることが理由だそうです(妻の受け売り)。

Cullyを初め本当に小さな街しかないですが、葡萄畑の間を抜けるハイキングコースはなかなか楽しいです。スイスにいらっしゃる機会があれば是非。

2007年9月23日日曜日

スイスワイン

木・金曜日とドイツに出張に行っていました。そして土・日曜日とスイスワインのイベントに行ってきました。
写真はスイス白ワインの代表的な葡萄品種シャスラーです。

ボルドー旅行日誌が後2日分残っているのですが、アップできません。だんだん記憶が曖昧になってきた...、まずい。

個人的なものですが先週の運動会の写真をアップしました。

2007年9月20日木曜日

世界の車窓から

スイス鉄道の時計って知っていますか?鉄道好きな方なら直ぐに形を思い出されると思います。

この時計、実はすごく優れものです。
(1)秒針が赤く先が丸くなっていて、すごく見やすい。
(2)秒針が12に来た時、分針がカチッと動くようになっていて分を読取りやすい。
(3)秒針が12の時点で1秒ほど停止するので、丁度になったのが判りやすい。

どれも遠くからでも時間を読取りやすくする工夫で、スイスらしさに溢れています。
と口で言ってもピンと来ないかもしれません。スイス鉄道のHPでスクリーンセーバーを公表しているので是非試して見て下さい。

http://mct.sbb.ch/mct/en/screensaver.htm

うちは毎朝これをMacの画面一杯に表示しておき、遅刻しないようにしています。

写真は今年2月にザルツブルグに行った時のものです。まだこれほどは寒くありません(でも今朝の気温は6度...)。

2007年9月19日水曜日

運動会3

娘は赤組(右の赤い服のちっちゃい方です)。

2007年9月18日火曜日

カムコーダー

カムコーダー(ビデオカメラ)が不調。
朝まで動いていたのに、運動会の会場でいきなりエラーコードが出てしまいました。
アメリカにいた頃買ったので、どこに修理に出したらいいのやら...。

2007年9月17日月曜日

運動会

昨日は日本語補修校の運動会でした。晴天に恵まれ、1日走り回っていました。

2007年9月14日金曜日

Probably the best

本当かどうか判りませんが、Carlsbergのことを調べていたら何故"Probably the best beer in the world"なのか書いてありました。

ベルギーの法律で明確に比較可能なものでない限り"The Best"という表記を宣伝で使えないと云うのです。
確かにビールの善し悪しは人それぞれなので"the best"とは言い切れません。そこで"Probable(多分)"と付けたそうです。

このスローガンは1973年にイギリスで初めて使われ、1980年から世界的に使用されたました。

2007年9月12日水曜日

Carlsberg

一番下にご注目。
"Probably the best beer in the wolrd (多分、世界で最高のビール)"...。多分って、自信なさ気だなぁ。

2007年9月11日火曜日

September 11th

今から6年前の今日、アメリカで同時多発テロがありました。直接テロの被害を受けた方々だけなく、世界中の数えきれいない人たちに影響を与えた/与え続けている事件です。
残念ながらテロ自体を防ぐ有効な手段はありません。どうしたらテロなんぞしなくて良い世の中になるかを考えていくしかないんじゃないでしょうか、たとえそれが遠い道のりとしても。

2007年9月9日日曜日

St. Emilion

少し間があきましたが、Bordeaux旅行の続きを。
その前に、9月3日の「ワイン」を修正しました。買ってきたワインの説明を追加してあります。

St. EmilionはBordeauxから西に車で30分ほどにある小さな街で、聖エミリオンとその弟子たちが創った地下教会とその街並みで世界遺産に登録されています。

まずは観光バス(汽車の形をしたミニバス)に乗って葡萄畑を巡ります。石灰岩の丘の上に街があり、その周辺を葡萄畑を取り巻いているのが良く判ります。砂や粘土が薄く張っている下に石灰層が見えており、St. Emilionのテロワールの特徴を確認することが出来ます。

続いて地下教会(Église Monolise)のツアーです。聖エミリオンが隠棲したと云われる洞穴とカタコンベ(地下墓地)、地下教会を観光局の方の案内で見て回りました。印象的だったのは洞穴に彫ってある聖エミリオンの像の時代検証がいい加減で彼の姿を全然伝えていないという話しと、フランス革命で価値を否定されて放置されていた(教会ごと売ろうとしたが誰も買い手がつかなかった)という話でした。
地下ツアーから出てきたら怪しげな雲行き、中央広場にあるレストランの屋外席に着いた途端に雷雨になってしまいました。席を移してランチをとっている間に雨は止み、午後は一転カンカン照りとなりました。

シャトーツアーに申し込んでいたので再び観光局へ。観光局の奥にある参事会教会(Collwgiale St.-Pierre)の回廊でワイン生産について簡単な説明を受けてからバスでCh. Le Chateletへ。ここは96年の格付見直しでGrand Cru ClasseからGrand Cruに降格されたシャトーです。確かに味わいが柔らかく、昨今の流行とは少し違う造りでした。St. Emilionの格付見直しは色々物議を醸していますが、シャトーにとっては死活問題ですね。

最後に市内に戻ってワインショップ巡りです。街中いたるところにショップがあり、Petrus、Cheval Blanc、Ausoneがゴロゴロ売っています。結局入った時の第一印象が良かったショップでSt. Emilionばっかり4本購入。ショップのお兄さんがとても親切でFgeacの'04を試飲さえてくれました。長男もビックリの美味しさ!

そうこうしてSt. Emilionを後にしボルドー市街へ。更にワインショップを何件か廻りました。
Magnum というお店には日本人スタッフ(佐納さん)がいて、地下のオールド・ヴィンテージワインを見せてもらいました。「ユーロが値上がりしているので最近のヴィンテージでは日本の方が安かったりすることがある。やはり最高の状態で保管されているオールド・ヴィンテージを買って行って欲しい」という説明に納得し、80年代のSt. Julienを購入しました。

旅行4日目は、とうとうMedocシャトーツアーです。次回に続く、請うご期待!




















iPod nano

Appleの新製品について、もう一つ思いつくままに。

iPod nanoもフルモデルチェンジしました。ちまたでは不格好になったとの評判ですが、私にはかなり好印象です。おそらく実物を見ると、評価が変わるのではないでしょうか。

iPodという端末は、自分のお気に入りの曲や動画をコンピュータから切り出して気軽に外に持ち出すと云うのがコンセプトです。昔のウォークマンでは好きな楽曲はカセットテープに入っていて、ウォークマンそのものはただのハードウェアでした。
「自分の好きな音楽が詰まった自分の分身」というような思い入れをiPodに持っている人もいるのではないでしょうか。iPodの売りは、まさに「パーソナル感(cherish感とも言える)」にあると思います。

そういう点で今回の新iPod nanoのデザインは「パーソナル感」が更に洗練されました。前のデザインをかっこいいとすると今回のデザインはかわいい感じとなり、より身近な印象を持たせています。
お気に入りの映画やミュージックビデオ、家族のビデオクリップなどをズボンのポケットに入れて外に持ち出す、そんな生活を可能にする端末です。

実は、次世代iPod nanoは映像再生が可能になるとの噂がある中で新iMacが発表された時、「このiMacをそのまま小さくしたようなデザインになるのでは」と考えました。もちろんスクロールホイールは必要なので「そのまま」という訳にはいきませんでしたが、印象はかなり近いものでした。
ん...、今思いついたけれども、次々世代のiPod nanoはスクロールホイールを背面に移動させ前面はiMacそのままのデザインになるっていうのはどうでしょうか(そういえばAppleは背面にスクロールホイールを配置するデザインの特許を取っていたっけ)。

写真はBordeaux市内のワインショップl'Intendant(ランタンダン)の店内です。エレベーターで4階に上がり螺旋階段の外側に並んだワインを観ながら降りてきます。

2007年9月8日土曜日

iPod touch

大方の予想通りにiPhoneから電話機能を除いたiPod touchが発売されました。どんなものかは専門webがたくさんレビューを載せているので個人的な感想を書きたいと思います。

私は割と初期からのPalmユーザーでした。日本語化された初のPalm製品であるPalm Vxを2000年5月に買いました(発売は3月)。それからSony Clieに替え、最後はTH55を昨年まで愛用していました(ジュネーブ転勤直前長女に液晶を割られ、修理する時間もなくそのままになってしましまった...)。

ですから電話機能がなく、音楽・映像、webに特化したiPod touchは何の違和感もありません。しかもあのデザイン、iPhoneより3mmも薄くソリッドに仕上げられておりカジェット好きには堪りません。

でも買わないかも(いや、買うかもしれないが)...。

Google Docs & Spreadsheetsのようなweb applicationが使える環境でないとMS Office書類を見ることも出来ません。別に仕事で使うつもりはありませんが、Palmならワインのデータベースなどを2〜3アクションでサっと見ることが出来たのです。更にPalmにはたくさんのフリーウェア・シェアウェアがあり、自在にカスタマイズできました。それに比べるとiPod touchは出来合のお仕着せと云う感じです。
つまりPDA(Personal Data Assistance)としてのiPod touchの完成度はまだ低いと言わざるを得ません。
Appleは使い勝手の良さとカスタマイズの自由度の高さでMacintoshをWindowsと差別化していたのに、これはちょっと残念です。

Dashboradやオフラインのweb applicationなどが普及してくると使い勝手が向上するのかもしれません。そうしたら買ってしまうかも...。いや使い勝手は自分で向上させるものなんだから、ここは敢えて買って挑戦してみるべきかも...(以下自問自答の繰り返し)。

写真はCh. Lafite Rothschildの葡萄畑の前で踊る長女です。

2007年9月6日木曜日

クルクル

ワインをテイスティングする時に、グラスを振るってワインをクルクル回している人がいますよね。
あれは空気に触れさてワインを開かせ、香りや味をより立たせるようにするために行います。

ツアーに同行して下さった方に教えてもらいましたが、右手でグラスを持つ時には反時計回し、左手の時には時計回しにするのがエチケットだそうです。これは勢いをつけ過ぎても自分の方にワインが飛び出し、周りに迷惑をかけないようにするためです。なるほど...。

2007年9月4日火曜日

ワイン2

では、St. Emilion(サンテミリオン)のワインを紹介。

(1)Ch. Le Chatelet '01 & '03
観光協会の試飲会ツアーで行ったシャトー。市街地に隣接した場所に畑を持っています。
後で調べたら、元々Grand Cru Classeという格付だったのが96年の見直し(10年毎に実施)でGrand Cruに格下げになったそうです。総じて柔らかい(弱いとも云う)印象のワインでしたが、蔵出しだし記念の意味合いも込めて2つのヴィンテージを2本ずつ買ってきました。









(2)Ch. Figeac '95
Figeacは好きな銘柄の1つで、何度か飲んだことがあります。
95年産は醸造50周年の特別なエチケットが貼ってあります。長男の誕生年であるし、かなり出来の良い年とのことなので買ってしまいました。長男には同じSt. EmilionのL'Arrose '95を買って日本で保管しています。彼が成人した時にでも飲み比べをしてみたいものです。












(3)Ch. Figeac '01
ワインショップでFigeacが好きと云う話をしたら勧められたのが'01でした。下のCh. Belair '01をお勧めのままに即決したのに気を良くしたのか商売気が出たのか「まだ早いけれど絶対美味しい、買っておくべき」力説されたので、買ってしまいました。
そうしたら、Figeacの'04を試飲させてくれました。太っ腹!












(4)Ch. Belair '01
妻が「早めに飲めるワインを教えてくれ」とショップの兄さんに頼んで出してもらった1本。実は知りませんでした。手持ちのワイン雑誌で調べたら、Premier Grand Cruに格付されているものの柔らかい味わいが評論家の嗜好に合わず、人気が今一つなシャトーと云うことでした。一方で最高のテロワールを持ち早くから有機栽培を導入しているとも書いてあり、ちょっと楽しみなワインです。











(4)Le Petit Cheval '97
ご存知Ch. Cheval Blancのセカンドワインです。
実はCh. Cheval Blancを飲んだことがありません。St. Emilionの最高格付(Premier Grand Cru Classe A)で日本で最も人気のあるワインの1つですが、値段も半端じゃありません。
ショップには'01と'97があり、どちらがお勧めか聞いたところ、やはり'97の方が早目に飲み頃が来るとのことだったので、こちらにしました。楽しみ楽しみ。

2007年9月3日月曜日

ワイン

ボルドーへ行ったのだから当然ワインを買ってきました。
でも、最近ユーロがべらぼうに高いので、結果として地元で買った方が高いなんてこともありえます。

ではどういうワインを買うかと云うと、(a)地元にしかないようなニッチなワイン、(b)きちんと保管されている古い蔵出しワイン、(c)思い出に残るワイン、です。

都合13本のワインを買ってきました。とりあえずその中の一部の写真です。

(1)Ch. Mathalin du Hayot '02
市内のワインショップMagnumには日本人スタッフがいました。11歳になる長男に「自分の好みをキチンと説明してワインを選んでもらえ」と言って、ショップ初挑戦で選んだのがGravesの甘口白ワインです。彼の小遣いでも買える€6.00。Gravesで甘口白ワインを造っているなんて知りませんでした。

(2)Ch. Guiraud '98
もう1本甘口ワインを選んでもらいました。実は私は貴腐ワインが余り飲めないのですが、妻と長男が「デザートと一緒に飲もう」と盛り上がり買うことに。ハーフボトルだし今度のクリスマスにでも飲んでみようかと。













(3)Ch. Saint-Pierre '89
ワインショップMagnumの地下セラーはお宝の山でした。目のくらむようなオールド・ヴィンテージの銘醸が山のように積んであります。その中で「余り高くなく、80年代の状態の良いもの」とお願いしてスタッフの佐納さんに選んでもらいました。
1本目はSt. Julienです。以前からSt. Julienは好きな産地でしたが、ツアーでCh. Branaire Ducruを試飲してそのバランスの良さに感激。かなり美味しいSt. Julienというお勧めだったので、期待大。










(2) Ch. Duhart Milon '85
これも佐納さんのお勧め。Duhart Milonは飲んだことはあると思うのですが余り印象に残っておらず、ピンと来ませんでした。とは言え、佐納さんの「実際に飲んでみたがビックリするほど美味かった」という一言、22年の熟成、リーズナブルな値段に押されて、買って見ました。もう飲み頃かしらん。












(3)Ch. Baron de Pichon-Longueville '86
今回買ったなかでは真打級。私がワインを飲み始めたのは80年代後半からなので、'86は色々飲んできました。
今、20年を超える熟成を経てあの頃のボルドーワインはどうなったのだろうか、とても楽しみです。

2007年9月2日日曜日

Bordeaux到着

旅の2日目はLyonからBordeauxへの移動。朝7時にホテルをチェックアウトして出発です。

途中ミネラルウォーターで有名なVolvicに寄りました。知らなかったのですがフランスにも火山帯があり、その地層で濾過された軟水がVolvicとして出荷されているそうです。
空の水筒を持って行ったのですが、Evienのように湧き水取り放題ではありませんでした。その代わり水源の近くにあるビジターセンターで全商品の試飲が可能です。

ボルドーエリアに到着したのは午後3時頃。ボルドー市の西に位置するアントゥル・ド・メールと云う産地を訪ねました。
実はアントゥル・ド・メールに寄るつもりがなかったのでどこに行けば良いのか調べていませんでした。車で適当に回りましたが、雑誌の写真のような景色の良い場所に出れず、結局断念し市内に向かうことにしました。

市内では早速インフォーメーションセンターとワインショップへ。ショップではアントゥル・ド・メールのワイン、オープナー、グラスの3点セットを購入し、しかもおいしいレストランを紹介してもらいました。私が食べたのはアヒルのオーブン焼き。皮がパリパリしていてその下の脂身がジューシー、肉は少し癖のあるしっかりした味で、一緒に頼んだGravesの赤ワインと絶妙の相性でした。

ホテルはボルドー駅に近いエリアの安ホテルにしたのですが、これは外れ...。あまり治安の良くないエリアな上に、風呂なしシャワーのみ、空調なし。ベッドも簡易ベッドより少しましな位で、妻から「次の旅行はもう少し宿泊代をケチらないようにしよう」と言われました。着いた日は最高気温が35度近く上がって夜になっても涼しくならず、狭い部屋に扇風機だけで寝苦しい一晩を過ごしました。

ボルドー市街は別の機会にして、次回は世界遺産St. Emilionの紹介です。

2007年9月1日土曜日

Lyon

旅はフランス第2の都市リヨンから始まりました。

ジュネーブから車で1時間半(高速道路で工事渋滞があり実際には2時間弱)、古代ローマ時代から交通と商業の中心として発達した古都で、ユネスコの世界遺産に登録されています。また食べ物が美味しい街としても有名です(3つ星レストラン ポール・ボキューズはこの街にあります)。

街にはローヌ川とソーヌ川が南北に流れていて中洲が中心地、ソーヌ川西岸が旧市街地です。旧市街の更に西側には街全体が見渡せるフルヴィエールの丘があり、大聖堂と古代ローマ劇場遺跡があります。

昼食は旧市街のカフェでクレープを食べました。私はハムとチーズを挟んだ上に目玉焼きがのっているクラシカルタイプを選びました。日本ではスイートの印象が強いクレープですが、こちらでは軽食です。妻が選んだエビとチーズのシーフードクレープもなかなか美味でした。

丘に上がるケーブルカーの駅に向かって歩いていると、長女が「こっちの階段を登りたい」と言い始めました。日差しが強くなってきていたので余り乗り気でなかったのですが、予定外の方向に歩いて行くのも旅の醍醐味と思い「じゃあワンブロックだけ」とOKしたのが運の尽き。脇道など全然なくひたすら続く階段、気がついたら丘の上の大聖堂が目の前です。汗は止まらず足はガクガク、妻と長男からは非難轟々、結局大聖堂まで歩いてしまいました。

大聖堂は、これまで見たどのヨーロッパの教会より豪華で荘厳でした(パリのノートルダム寺院は外見だけで中を見ていない)。絵画でもそうですが、宗教関連の造形物は作り込んだ人たちの執念が宿っていて空恐ろしいものを感じます。

宿泊は中心地のベルクール広場に近いホテルです。古い建物でしたが水周りが新しく、空調も効いていて極めて快適に寝ることが出来ました。インターネットが使えなかったのが残念。

次回、リヨンからボルドーまで編。