2007年9月9日日曜日

iPod nano

Appleの新製品について、もう一つ思いつくままに。

iPod nanoもフルモデルチェンジしました。ちまたでは不格好になったとの評判ですが、私にはかなり好印象です。おそらく実物を見ると、評価が変わるのではないでしょうか。

iPodという端末は、自分のお気に入りの曲や動画をコンピュータから切り出して気軽に外に持ち出すと云うのがコンセプトです。昔のウォークマンでは好きな楽曲はカセットテープに入っていて、ウォークマンそのものはただのハードウェアでした。
「自分の好きな音楽が詰まった自分の分身」というような思い入れをiPodに持っている人もいるのではないでしょうか。iPodの売りは、まさに「パーソナル感(cherish感とも言える)」にあると思います。

そういう点で今回の新iPod nanoのデザインは「パーソナル感」が更に洗練されました。前のデザインをかっこいいとすると今回のデザインはかわいい感じとなり、より身近な印象を持たせています。
お気に入りの映画やミュージックビデオ、家族のビデオクリップなどをズボンのポケットに入れて外に持ち出す、そんな生活を可能にする端末です。

実は、次世代iPod nanoは映像再生が可能になるとの噂がある中で新iMacが発表された時、「このiMacをそのまま小さくしたようなデザインになるのでは」と考えました。もちろんスクロールホイールは必要なので「そのまま」という訳にはいきませんでしたが、印象はかなり近いものでした。
ん...、今思いついたけれども、次々世代のiPod nanoはスクロールホイールを背面に移動させ前面はiMacそのままのデザインになるっていうのはどうでしょうか(そういえばAppleは背面にスクロールホイールを配置するデザインの特許を取っていたっけ)。

写真はBordeaux市内のワインショップl'Intendant(ランタンダン)の店内です。エレベーターで4階に上がり螺旋階段の外側に並んだワインを観ながら降りてきます。

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