2009年8月31日月曜日

我が青春の...

Nikon FE (black)、Nikkor 50mm F1.4付き。

中学受験で第1希望の学校に合格した時に、親に買ってもらいました。うれしかったなぁ...。
当時はニンテンドーも携帯電話もない時代だったので、カメラは最先端のテクノロジーでした。自分専用のカメラなんて、中学1年生の子どもには過ぎた贅沢だったのです。

迷わず写真部に入部して、自分で現像・焼付けをするようになりました。いつも身体から定着液の匂いをさせていました。図書館で、濱谷浩や木村伊兵衛、名取洋之助、土門拳、ロバート・キャパ、マン・レイなどの写真を喰い入るように観ました。

ところが、中学2年生の時に盗まれてしまったんです、それも学校で。悲しかったなぁ...。

いまでもカメラを構えた時の重さ・軽さの基準はNikon FEです。あのズッシリした重みが手に染み付いていて忘れられません。

夏の終わり

「スパイダーマン」のキャラクター権をディズニーが買収したそうです。

うーん、スパイダーマンのグッズがディズニーランドに並ぶのか...。何かユニバーサルスタジオっぽいなぁ。
それより、次のスパイダーマンの映画はディズニーが作るのか?ソニーは?

写真はFete de Genevaの花火を観に行った時の長女。浴衣で街を歩いたので、注目されていました。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

今年の夏も終わりです。

2009年8月30日日曜日

稼働

昨日の土曜日から日本語補習校の2学期が始まりました。今週水曜日からインターナショナルスクールが始まります。

さあさあ子どもたち、夏休みは終わりだよ。妻、お疲れさまでした。

写真はウィーン行き2等寝台車の長男。檻に入った猿みたいです。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月29日土曜日

Reference 3A

オーディオ遍歴の番外編です。カナダのスピーカー、Reference 3Aです。実はこれ、私のではなく兄が使っているスピーカー。

真空管アンプで鳴らすことを念頭において開発され、現代のスピーカーとしては高能率(92db/w)、しかもクロスオーバーネットワークがなく、ウーファーはフルレンジとして使っています。それだけユニットの素性が良いという自信でしょうか。
「simple is best」と考えるオーディオファンには堪らない製品です。

音はキビキビとしながらも暖かみがあり、一度聴いたら忘れられない、一度ツボに嵌ったら抜けられない、という魔力があります。兄も随分長く使っています。


オーディオはこれにて終わり、次は私のカメラ遍歴をご紹介します。

2009年8月28日金曜日

Snow Leopard

今日発売の新しいMac OSX "Snow Leopard"を早速インストールしました。

全体的に動作が快適になったような気がしますが、致命的なのはEG Bridgeが動作しないこと。開発元のエルゴソフトは既に無くなっており、今後アップデートする可能性は0%(泣)。
兄から奨められ使い続けて10年、純正の"ことえり"がどれだけ良くなっても愛着があったので、スゴく残念です。

写真はウィーンの国立図書館、世界で最も美しい図書館といわれています。ハリー・ポッターの世界に入ったようです。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月27日木曜日

オロッパス

カリフォルニアの老舗ワイナリー、サンクレメント。そこには「オロッパス (OROPPAS)」という名のワインがあります。

サンクレメントの現在のオーナーはサッポロビールです。オロッパスは、SAPPOROを逆に綴ったもの。ワインメーカーの洒落だそうです。

写真はプラター遊園地の大観覧車。映画「第三の男」で有名な場所です。1897年製だそうです、なんと112歳。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月26日水曜日

イェン・シッド

ディズニーで最も有名なアニメの一つ「ファンタジア」。その中でも特に有名なのがポール・デュカス作曲「魔法使いの弟子」と云う曲にあわせてミッキーマウスが魔法使いに扮する場面です。

弟子と云うからには先生も出てきます。名前はYen Sid (イェン・シッド)。実はこれ、Disneyを逆に綴ったものです。

写真は「ザッハ・トルテ」論争でホテル・ザッハの敵、デメールのザッハ・トルテです。長男いわく、こちらの方がサッパリ甘くなく美味しかったそうです。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月25日火曜日

フルメタル

うじきつよし主演「フルメタル極道」....
凄いタイトルだ、気になる。

写真はウィーンで頂く本物のウィンナーコーヒー。お約束とおり、私は子どもの頃ウィンナー入りコーヒーだと思っていました。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月23日日曜日

初ゴルフ

今日は、次男が初めてゴルフコースに出ました。コースと云っても全5ホールのショートコースで、朝行って料金を払うと何度でもラウンドできる、ショボイものです。キチンとしたコースに出すなのはまだまだ早いです。

そんなコースでも楽しんでプレイしていました。今年春からほぼ毎週末練習場で頑張ってきた甲斐があり、堅実に前に進んでいました。これからはグリーン周りの練習ですね。

写真は1番ホールのティショット。ここだけ芝が禿げきっていて、練習用人工芝からのショットでした。SIGMA DP1で撮影。

横綱

私のオーディオ遍歴紹介もこれが最後の機種です。

B&W Nautilus801、我が家での通称は「横綱」。1本100kgを超える大きさと「チョンマゲ」と呼ばれている中高域のユニットの形から来ています。

B&Wはアビーロードスタジオなどに納入実績のあるモニタースピーカーメーカーの雄ですが、1993年に発表したNautilus(通称オリジナルNautilus)は、その斬新な発想と形状、類い稀な再生音によりオーディオファンの度肝を抜きました

Nautilus801はオリジナルNautilusの技術をモニタースピーカーへフィードバックしたNautilusシリーズの最高機種として開発されました(後に上位機種としてN800が発表)。「チョンマゲ」型のユニットはその象徴です。

音は質実剛健、特記すべき特徴がないのが特徴とも云える、万能選手です。どんな音楽をどのような音量で鳴らしても決して破綻しません。ただし、38cmの大口径ウーファーを鳴らすのにかかるアンプの負荷は尋常でなく、Jeff Rowland D.G.のConcentraでも厳しいのは事実です。ウーファー専用のアンプを追加できればと密かに画策しているのですが...。

次回、一つだけ番外編を。

2009年8月22日土曜日

デジタルを超えたデジタル

現在使っているCDプレーヤーはアメリカWadia Digitalの861 Standardです。SACDやDVDは再生できません、CD専用です。

Wadia DigitalもJeff Rowland D.G.に負けない個性的なメーカーです。
彼らは生粋のコンピュータ技術者集団であり、デジタル音楽の可能性を極限まで引き出すことを使命としていました。ディジタルフィルター、リサンプリング、ジッター対策など今では当たり前になった技術の多くはWadiaにより世間に浸透しました。

また、自分たちが門外漢であるCD読取り機構は、ESOTERICのVRDSを導入しています。世界最高のハードでなければ、自社のデジタル変換ソフトを活かしきれないと云う自信が伝わってきます。

音は、ダイナミックで力強く、デジタル臭さが全くありません。これぞデジタルの終着点と云えます。
最近、アッと驚かせるような新製品が出ていないのが寂しいです。いつまでもハイエンドオーディオの最前線で活躍して欲しいです。

2009年8月21日金曜日

音と音の間の静寂

しつこく紹介してきた私のオーディオ機器も残すところ後3つ。どれも自分の身体の一部のようなものばかりです。

Jeff Rowland Design GroupのConcentra。高級プリメインアンプと云うジャンルを確立した稀代の銘機です。

Jeff Rowland D.G.と云うメーカーは非常に明確なポリシーを持っています。
「音と音の間の静寂を如何に再生するか」
誰もが鳴っている音の良し悪しに気をします。ところが創業者のジェフ・ローランド氏は、音が途切れた瞬間の気配の再生に全精力を傾けるのです。これは結果として、音を際立たせ活き活きとさせることに貢献します。
交響曲などをかけると、最初の一音が出る直前の緊張した空気を再生することができます。

生涯使いたくなるような機種に出会えたのは幸運です。イヤ...買い替えるかもしれませんが(妻へのディフェンス)。

暑さ寒さもFete de Genevaまで

花火大会で幕を閉じるFete de Genevaが終わると、ジュネーブの夏も終わりと云われます...。

なのに、今年の夏は狂ったように暑い!今週は連日最高気温が35度近くまでになっています。今日は昼に驟雨があったので、最高気温こそそれほど上がりませんでしたが、夕方(日照時間の長いジュネーブでは夕方の方が暑い)には蒸した熱気が戻ってきて、堪りませんでした。

皆さん、お身体に気をつけて下さい。残暑お見舞い申し上げます。

写真は、元祖ザッハ・トルテのホテル・ザッハでケーキを堪能した妻。私にはとても食べられません。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月20日木曜日

ウィーンの中国人

ウィーンもジュネーブと同じく中国からの観光客が大変多くいました。
私が見た数人だけで全てを判断しては行けませんが、少なくとも私が楽友協会で見た中国人は凄かったです。

後ろに座った中国人はEOS5D MarkIIを持っていました。私がホテルに置いてきたカメラと同じです。そして、その人は演奏中にかの大型一眼レフのシャッターをいきなり押したのです。「キシャン!」モーツァルト演奏中のホールに響き渡りました。

右前の中国人は、双眼鏡を持ってきていていました。前に座っている女性の髪に触れる勢いで双眼鏡を突き出し、演奏家やホールを観ていました。そして飽きたのか、カバンの中からミネラルウォーターのボトルを取り出して飲み始めたのです!その後寝ていました。

左前の中国人も双眼鏡を持っていました。奥さんが使い方判らず悩んでいると、ご主人の方がほぼ日常会話を同じ声で使い方の説明を始めました(奥さんが慌てて制止してました)。

隣の中国人は、2台のデジタルカメラと1台のビデオカメラを交互に取り出して、演奏中ズッとファインダーを覗いており、演奏を全く聴いていませんでした。

コンサート自体がバケーションシーズン向けのカジュアルなものだったので、まあそんなに目くじらを立てなくても良かったのですが、本当に驚きました。
普段クラシックのコンサートに行かない方なのかもしれません。でも、知らずに不作法をしてしまうかもしれないことは事前に予測できるし、周りには多くの欧米人がいるのです。その人たちの様子をちょっと気にしているだけで、自分がどうすればいいかは判る筈です。
自分の常識が世界中どこでも通用するなんて思っちゃいけない、と肝に銘じた夜でした。

写真は楽友協会でなくオペラ座の観客席。Canon EOS5D MarkIIで撮影。このカメラのシャッター音、あまり評判良くありません。

追)ウィーンの写真を整理しました。人が多い街は、落ち着いて写真が撮れません。結局スナップ写真が多くなってしまいました。

2009年8月19日水曜日

右手の法則

フレミングの右手の法則。多くの人が高校の理科の授業で学んだのではないでしょうか。

右手の中指と人差指と親指をたてて互いに直角の関係にしたとき、
中指:導体にかかる起電力の方向
人差指:磁界(磁場)の方向
親指:導体の動いた方向
の関係が成り立つ、と云うものです。

実はこれ、1831年にファラデーが発見した電磁誘導を判りやすく説明しただけ。1880年当時ロンドン大学で教鞭をとっていたフレミングが3つの方向の関係を覚えられない生徒のために考え出したそうです。

つまり「鳴くよ(794年)ウグイス平安京」みたいなものなのです。法則と呼んで良いのだろうか?

写真は、オーストリア帝国を支配したハプスブルク家が使用したグラス。王宮の銀食器コレクションのひとつです。Canon EOS5D MarkIIで説明。

2009年8月18日火曜日

ウィーンの美しさ2

私の部署には日本人の他に、カナダ人・ルーマニア人・スイス人・イギリス人・ジンバブエ人・フランス人・アメリカ人・ドイツ人、そしてオーストリア人などがいます。

驚いたことに、その誰もが「ウィーンは美しい」と云うのです。

パリやロンドンはもちろん魅力的な街です。行ったことありませんがローマは華麗でしょうし、プラハも大層美しい街だと聴きます。但し好き嫌いは当然あって「俺はパリは嫌いだ」と云う人もたくさんいます。

ところが、ウィーンに対する印象は大概すこぶる良いのです。
欧米人の美意識に訴えかける何かがウィーンの街にはあるのだと思います。ヨーロッパの美の基準と言ったら言い過ぎかもしれませんが、そう呼ぶに足る調和した美しさがある街並みでした。

写真は、ベートーヴェンが交響曲第6番「田園」を作曲した頃に好んで散歩したと云われる、「ベートーヴェンの散歩道」という場所です。「田園」を作曲した時にはベートーヴェンは既に聴力を失っていました。彼が何を考えこの道を歩いたか想像しながら歩く、とても興味深い場所でした。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月17日月曜日

ウィーンの美しさ

今朝ウィーンから帰ってきました。

往復夜行列車は体力的にキツかったですが、ほとんどトラブル無く3日間ウィーンを堪能することが出来、大変良い旅行でした。

帰りの夜行列車で同室になったウィーン在住ドイツ人の男性の話が印象的でした。
彼はロシア人の奥さんと、サンクトペテルブルグとウィーンのどちらが美しいかで揉めることがあるそうです。奥さんはもちろんサンクトペテルブルグの方が美しいと云います。彼の意見は、サンクトペテルブルグはピョートル1世が18世紀に一斉に建築した街でその美しさは画一的、一方ウィーンは数百年に渡りその美しさを熟成させてきており深みがある、というものでした。サンクトペテルブルグは仕事で1度だけ短期滞在しただけなので余り偉そうなことは云えませんが、私も彼の意見に賛成です。ウィーンの旧市街の美しさは非常に奥深いものでした。

写真は、モーツァルトが「フィガロの結婚」を作曲した当時住んでいた住居からの街並み。モーツァルトが実際見た眺めとそれほど違わない筈です。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月13日木曜日

今晩から

一昨日、昨日とミーティングと会食が続いたのでアップできませんでした。
今日も終日ミーティングで、それが終わり次第夜行列車でウィーンへ向かいます。着いた夜は長男と楽友協会ホールでモーツァルトとハイドンのコンサートです(ウィーンフィルではありません)。

ホテルでインターネットが使えたら更新したいです。

写真は花火大会のクライマックス。もう眩しいくらいに打ち上げられました。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月10日月曜日

魔法のラック

オーディオ好きならば知らぬ人はいないラックのの最高峰、Zoethecus(ゾーセカス)。2005年にゾーセカス社の事業撤退に伴い、マーケットから消えてしまいましたが、今でも探している人は多い筈。

私はアメリカで購入しました。家の近くに1件だけあったオーディオ専門店の現品限り特売で、日本の正規品に比べ半額以下で買えました。

初めて設置した時の感動は忘れません。いつもと同じボリュームなのに音が大きくなったように聴こえました。今まで聞き取れなかった音がCDから溢れ出てきて、音楽を聴くのが楽しくてしようがなくなったのを覚えています。たかがラックと云うなかれ、大切なオーディオの一つです。

リゾート

ただ今、我が家でもWii Sports Resortが流行中。結構体力使います、って体力が落ちているだけかも。

写真は2人乗り自転車を走らせる妻と長女。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月9日日曜日

カッコイイとは、こういうことさ

前に紹介したとおり、CDプレーヤーを買う時にKENWOODのADプレーヤーを売ってしまったので、しばらくアナログディスクを聴いていませんでした。

ROKSANは1985年のザクシーズと云うADプレーヤーで衝撃のデビューを飾ったイギリスのメーカーです。CDが世に出たのが1982年なので、アナログメーカーとしては後発と云えます。
当時日本のメーカーは、ダイレクトドライブの重量級プレーヤーを開発し「CDプレーヤーに劣らない精度」を競っていました。ところがROKSANのプレーヤーは、それを嘲笑うかのように、軽量ボディにダンピングを効かせた3点支持、そしてベルトドライブと云うパッケージで、シンプルで精悍なデザインからは、当時のCDプレーヤーでは決して出せない魅力ある音を叩き出しました。

本当に格好良いプレーヤーでした。

結婚してしばらくしてから、アナログディスクをどうしてももう一度聴きたくなり、たまたまDynamic Audio中古センターでRADIUS3の中古を見つけ、妻を説得、最後は秋葉原まで連れ出して現物を見せました。そのデザインに妻も惚れ込み、その場でOKを取り付けたのです。

LINNのSONDEK LP12も、その意味で本当に格好良いプレーヤーです。
私もいつかはLP12と目論んでいますが、今のアナログディスクを聴く頻度と、オーディオ環境を考えれば、RADIUS3で十分です。
うちのRAD3はShureのV-15 TypeV MRを付けて、今でも格好良いジャズを聴かせてくれます。

花火の写真は難しい

昨日はFete de Genevaというお祭りで花火大会でした。レマン湖上から約1時間に渡り、花火が打ち上げられます。ジュネーブの1年間で最も賑わうイベントで、世界中から(特に中東から)多数の観光客が訪れます。

毎年良い花火の写真を撮ろうと気合いを入れて望むのですが、花火の写真は難しいです。(1)シャッタースピードが速いと点にしか写らないし遅いとブレる、(2)煙が写り込む、(3)どこにどんな花火が上がるか判らない(音を聴いていては遅い)、(4)花火の数で露出が大きく違う...。(1)は大体1/13秒にセットすれば良いと判断しましたが、残りは結局神頼み。沢山撮って、後で色調整とトリミングで何とかするしかありません。

で、今年の作品を左にアップしました。花火は現物を観て楽しむものなので、写真を見てもつまらないかもしれませんが、是非感想・アドバイスなど聞かせて下さい。

写真はその中の一つ。Canon EOS5D MarkIIで撮影(1/13秒、f/3.0、ISO2000、焦点距離30mm)。

2009年8月8日土曜日

水の精

さて、現行機種をご紹介するのに何から始めようか考えた結果、RCAケーブルのPAD Mizunoseiにしました。思い出深いアイテムです。

これを初めて買ったのはアメリカ駐在の時です。PADに直接メールで問い合わせたところ「本製品は日本市場限定の特別仕様品なので販売できない」という返事。しかも日本の代理店から「並行輸入をしようというのか」とお叱りのメールをもらいました。そこで、アメリカ在住の日本人で、日本の評判を聴いたのだがアメリカで入手できない旨を説明したら、なんと送料を代理店負担で日本から送ってくれました。当時、PADは粗悪品が出回ったり不当に高い値段で販売していると云う風評がたっており、代理店も大変だったのだと思いますが、非常に熱意のある対応に感動してものです。

そもそもケーブルで音が変わるのか?たかがケーブルにそんな金を注ぎ込む必要があるのか?不思議に思われる方は多いと思います。
でも、驚くほど変わるのです。AB比較する機会がないと判りづらいかもしれませんが、オーディオに興味のない方でもハッキリと判る違いです。これだからオーディオ道楽は止められません。

ちなみにタイトルの「水の精」を変換しようとしたら「ミズノ製」と出てきました。そうか、Made in Japanだったのか...。

Happy Birthday to Meg

昨日は娘の誕生日でした。

アメリカのノースカロライナ州ラーレイで生まれて、丸8年。アメリカで2年6ヶ月、日本で2年2ヶ月、スイスで3年4ヶ月。元気に育ってくれています。

【身内通信】
おじいちゃん、おばあちゃんへ
プレゼンとありがとうございました。大喜びですが、前のゲームより難しいらしく、僕の後ろで癇癪を起こしている最中です。

写真は、昨日の夕食の様子。Canon EOS5D MarkIIで撮影。






































2009年8月6日木曜日

本日ハ晴天ナリ

好きな槙原敬之の曲に「本日ハ晴天ナリ」というのがあります。

 だれかと戦えと言われても
 僕は絶対に戦いたくない
 戦わないことを貫くために
 死ねと言うなら喜んで死ぬ

 それで誰かの命を
 奪わずにすむなら本望さ
 それで誰かに罪を作らせず
 すむのならこの命も値打ちがある

非常に新鮮な歌詞なんですが、違和感があるんです。

家族も友人もいない人ならば、こう言えるかもしれません。しかし、自分がここで戦わないと愛する人や大切な人が傷つくとしたら、どうでしょうか?
これまでの近代戦争に参加せざるを得なかった人たちの多くが、名誉のためとか国の命令とかではなく、大切な人たちを守るために敵と戦ったのだと思います。そうすると、この歌詞のように断定してしまうはどうかなぁと感じてしまうのです。

本日は広島原爆投下の日。

写真はグリンデルワルドにあった木。Canon EOS30Dで撮影。

2009年8月5日水曜日

コンピュータ用オーディオ

ALR Jordanはドイツの創業ですが、Goodmans Axiom80やJordan-Wattsを開発したE.J.ジョーダン氏を迎え、イギリスで大成功したメーカーです。

このEntry Sをインターナショナルオーディオフェアで聴いた時は驚きました。言い古された表現かもしれませんが、周りに置いてある大型スピーカーが鳴っているかのかと本当に錯覚したのです。

その後まもなく秋葉原へ買い物に行った際、使い道も考えずに衝動買いしてしまいました。

結局、MacからUSB経由で取り出した出力をアナログ変換するデジタルアンプを購入し、iTuneやDVDを聴くために使うことに。設置環境はお世辞にも良くありませんが、リアリティ豊かな音は、コンピュータの域を完全に超えています。

いつか高性能なオーディオセットに組み合わせて、セッティングも詰めて、トコトン鳴らし込んでみたいスピーカーです。

2009年8月4日火曜日

ラックもオーディオの内

オーディオは、どのようなラック(棚)に機材を設置するかで驚くほど音が変わります。

結婚前は自作ラックを使っていました。ブチルゴムとベニヤ板で防震したコンクリートブロックとラワン合板とブチルゴムの積層板を交互に積んで、底板から天板までを鉄棒と六角ネジで締め上げました。一度組んだら全く動かすことが出来ない『自作魂炸裂』といった様相のラックでした。

新婚の社宅から若干広くてキレイな社宅に引っ越す際、リビングにオーディオを置くためQuadraspireのQ4という当時評判になりたてのラックを買いました。シンプルで美しいデザインにもかかわらず非常にしっかりした作りで、これにオーディオを収めて音を出すと、細部まで見通せるようなクリアな音にほんの少し響きが乗る(これまた外見に一致する)ような印象でした。

オーディオショップやオーディオフェアなどに行くと、今でも良く見かける人気商品です。

さてさて、ここまでで過去のオーディオをほとんど紹介しました(MDプレーヤーとかは省略)。次回からは現在進行形で使っているオーディオです。興味のない方は「まだ続くのか」と思われるかもしれませんが、普通のブログ記事の合間に更新しますのでお付き合い下さい。

自転車

長女がようやく補助輪なし自転車に乗れるようになりました。

こちらでは余り乗る機会がないので、今まで練習していませんでした。6月頃から毎週日曜日に地下駐車場を使って練習をし、この前の日曜日に初めてペダルをこいで乗れました。でも、まだカーブとブレーキが心もとないので、追試が必要。

下の動画は毎度おなじみ長男と次男のゴルフ練習です。


2009年8月3日月曜日

九九

長女は小学校2年生。日本語補習学校では2学期から九九の勉強が始まります。
そこで初音ミクの九九の歌を探してきて、何度も何度も聞かせて勉強しています。

今晩もiTuneで聞かせていたら、隣の席で夏休みの宿題をしていた次男が「お父さん、気が散るから音楽止めてよ!」と怒り出しました。何を生意気なと思って机に行ってみると、宿題は割算の筆算練習問題。確かに横で九九の歌を歌っていたら出来ません。ゴメンナサイ。

写真は1948年頃のPeugeot 302。グリルにヘッドライトを組み込んだデザインが素晴らしいです。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

追)次男がEuropa Parkへ行った時の思い出をブログに書いています。左のリンクから是非。

ガレージメーカー

アナログレコードプレーヤーを購入した時、アンプがphono対応でなく、外付けのフォノイコライザーが必要でした。

プレーヤーに金を注ぎ込んでいて予算に余裕はありません。第一候補はLuxman E-03の中古品でした。

どうしてか覚えていません、多分E-03があったからじゃないかと思うのですが、普段行かないDynamic Audio新宿店で相談したら「Luxman E-03より余程いい音する」と強く薦められたのが、SELTER Model 216でした。新品特価で5万円ちょっと、破格に安い商品です。ちょっと信じられませんでした。

訊くと「取手市に住む男性が一人でやっているガレージメーカーで、秋葉原に部品を買いに行く時間がなくて製品が作れないとボヤいていたよ」と云うこと。すごく身近に思えて、即決で買ってしまいました。

そう云えば、二人のスティーブが初めてコンピュータを作った時のAppleもガレージメーカーでした。SHELTERはAppleのように大きくなりませんでしたが、日本を代表するカートリッジメーカーとして健在です。

2009年8月2日日曜日

ウィーンへ

夏休み第2段を急遽決定し、今月中旬にオーストリアのウィーンへ行くことにしました。行き帰りとも夜行電車です。

ウィーンフィルはいませんでしたが、楽友協会のコンサートも予約しました。楽しみ楽しみ。

写真はバーゼル市庁舎の扉。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

2009年8月1日土曜日

地味

ONKYOの次に導入したのが、DENON DCD S10IIIです。

地味なCDプレーヤーで余り記憶に無いんですが、非常にしっかりした作りで無難な音でした。なんの不満もない代わり、持っている喜びは少ない機種だったように思います。オーディオって道楽は、ただ音が良いだけじゃ満足できないんですね。

結局アメリカにいる間に買い替えましたが、当のS10IIIは後輩にあげる約束をして、事務所に置いておいたまま帰国、その後事務所が閉鎖になったので、廃棄されたと聞きました。申し訳ないことをした。

ゴッホ展(長文)

バーゼルでヴィンセント・ヴァン・ゴッホ展を観てきました。ゴッホは私の好きな画家の一人で、さらに次男が学校で勉強して以来のお気に入りということがあり、今回の旅行となりました。

ゴッホが生涯に描いた油彩は約900枚、そのうち風景画を中心に70枚ほどが時代順に並べてあり、彼の作風の変遷が大変判りやすく展示されてありました。そして作風だけでなく、ゴッホと云う人間の精神変遷が垣間見ることが出来、大変素晴らしい展覧会だったと思います。

今更新しい発見ではないのですが、私が受けた印象は以下のようです。

(1)Nuenen時代
作風はミレーの影響を強く感じます。ゴッホのイメージからはほど遠いです。それ以前にベルギーで最貧層の炭鉱労働者と共棲し伝道活動を行っており、強い意志と社会の底辺から見上げるような視点が印象的です。また、描かれている建造物の面構成がデッサン的に正しくなく、後の特徴的な作風をこの時点から彷彿させます。

(2)Paris時代
当時は印象派運動の後期で(最後となった第8回印象派展を実際に観ているそうです)、スーラのような点描による新印象派が台頭していました。ここで今後の作画技術を確立したようです。しかしそもそも他人との協調性に欠くゴッホなので、大都市パリでの作風は、どこか我慢したようなもしくは感情が爆発したような、一定していない印象があります。

(3)Alres時代
ゴーギャンとの共同生活で有名なアルル時代で、色彩と作風が一変します。色彩は青と黄色が基調の所謂ゴッホ調になり、作風は印象派の技法は既に方便に成り下がり、点描とは呼べない長い線や輪郭線を大胆に使い、「光を表現する」ことを第一義にする印象派とは一線を画するものになります。南仏の気候と、浮世絵、ゴーギャンの影響でしょうか。

(4)Saint Remy時代
自ら精神療養院に入ったサンレミでは発作に悩みながらも、作風は安定期に見えます。長く引かれた点描は既に光を表現するためではなく自身の精神を表現するためにあり、誰のものでもないゴッホ独自の世界です。

(5)Auvers Sur Oise時代
終焉の地となったオーヴェールの作品は、そう思って観るからかもしれませんが、サンレミ時代のような足掻いた印象が薄いです。色も激しい黄色が少なくなり淡い青や緑が増えてきます。この時37歳なので老成と云うのではなく、精神が摩滅したためではと推察します。

一貫して気付いたのは、風景画と云ってもどこかしらに家や小屋、人がいるケースが多いことです。激しい気性で常に人とぶつかっていたゴッホが、自然を描く際に人間の営みをそこに含めていると云うは、何か興味深く感じました。
月並みな結論ですが、ゴッホの凄さは自分の内面と精神を絵画と云う手段を通してさらけ出したことにあります。今回の展覧会は、一人の人間の精神が如何に変遷し壊れていったかを参観者に印象づけることに成功していたと思います。

写真は、バーゼルの市庁舎の壁。Canon EOS5D MarkIIで撮影。