2009年8月6日木曜日

本日ハ晴天ナリ

好きな槙原敬之の曲に「本日ハ晴天ナリ」というのがあります。

 だれかと戦えと言われても
 僕は絶対に戦いたくない
 戦わないことを貫くために
 死ねと言うなら喜んで死ぬ

 それで誰かの命を
 奪わずにすむなら本望さ
 それで誰かに罪を作らせず
 すむのならこの命も値打ちがある

非常に新鮮な歌詞なんですが、違和感があるんです。

家族も友人もいない人ならば、こう言えるかもしれません。しかし、自分がここで戦わないと愛する人や大切な人が傷つくとしたら、どうでしょうか?
これまでの近代戦争に参加せざるを得なかった人たちの多くが、名誉のためとか国の命令とかではなく、大切な人たちを守るために敵と戦ったのだと思います。そうすると、この歌詞のように断定してしまうはどうかなぁと感じてしまうのです。

本日は広島原爆投下の日。

写真はグリンデルワルドにあった木。Canon EOS30Dで撮影。

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