2009年8月9日日曜日

カッコイイとは、こういうことさ

前に紹介したとおり、CDプレーヤーを買う時にKENWOODのADプレーヤーを売ってしまったので、しばらくアナログディスクを聴いていませんでした。

ROKSANは1985年のザクシーズと云うADプレーヤーで衝撃のデビューを飾ったイギリスのメーカーです。CDが世に出たのが1982年なので、アナログメーカーとしては後発と云えます。
当時日本のメーカーは、ダイレクトドライブの重量級プレーヤーを開発し「CDプレーヤーに劣らない精度」を競っていました。ところがROKSANのプレーヤーは、それを嘲笑うかのように、軽量ボディにダンピングを効かせた3点支持、そしてベルトドライブと云うパッケージで、シンプルで精悍なデザインからは、当時のCDプレーヤーでは決して出せない魅力ある音を叩き出しました。

本当に格好良いプレーヤーでした。

結婚してしばらくしてから、アナログディスクをどうしてももう一度聴きたくなり、たまたまDynamic Audio中古センターでRADIUS3の中古を見つけ、妻を説得、最後は秋葉原まで連れ出して現物を見せました。そのデザインに妻も惚れ込み、その場でOKを取り付けたのです。

LINNのSONDEK LP12も、その意味で本当に格好良いプレーヤーです。
私もいつかはLP12と目論んでいますが、今のアナログディスクを聴く頻度と、オーディオ環境を考えれば、RADIUS3で十分です。
うちのRAD3はShureのV-15 TypeV MRを付けて、今でも格好良いジャズを聴かせてくれます。

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