2009年9月11日金曜日

シラー

昨日はジュネーブ州のみの祝日だったので、会社も学校も休みでした。そこで前から興味のあったコート・デュ・ローヌへ日帰りで行ってきました。

ジュネーブのレマン湖から始まるローヌ河は、フランス第2の都市リヨンで流れを南に変え、アヴィニョン、アルルを経由して地中海に注ぎます。
コート・デュ・ローヌはローヌ河に沿って、リヨンの南に位置するヴィエンヌからヴァランスまでの北部と、オランジュやアヴィニョンを中心とする南部に区分されます。今回は日帰りなので、北部のタン・レルミタージュとヴァランスを訪れました。

北部ローヌは赤は全部シラー種です。シラーというとアルゼンチン、オーストラリア、カリフォルニアなどが有名ですが、ローヌが原産地と云われています。香りはチョコレートのような甘い風味があり飲みやすいような印象ですが、味は非常にタンニンが強くてしっかり開かせないと相当渋いです。畑でつまみ食いしたところ、小粒で肉厚で甘みが強く、なるほどワインの味と一致する印象でした。

写真はM. Chapoutierの畑のシラー種。Canon EOS5D MarkIIで撮影。

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